1.各ブランドバッグのデザイナーの想いを継承。
美しさと機能性のバランスを変えることなく
使用されてきたバッグの経年変化も視野に入れながら修理します。
たとえば、修理した 箇所のデザインを崩したり、そこだけが新しくなって、
バッグ全体の雰囲気をこわす修理方法は「復元強化修理」ではないのです。
(デザインを尊重)
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2.最高の素材と完璧な技術で作り上げたクラフトマンの技の継承。
完璧な技術で作り上げられたバッグを解体すると、職人魂と技術の高さを感じます。
丁寧に作り上げたクラフトマンの想いを感じると、手抜き作業はできないのです。
「復元強化修理」は職人の魂と技術の継承です。
(技の継承)
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3.バッグに対する貴女の望みをクリエーション(創作)する。
たとえば、3年使用したバッグの 革がちぎれた場合、
ちぎれた部分を部品交換するのは、「普通の修理」です。
しかし,貴方の使用頻度と使い方が同じなら、また3年でちぎれます.
同じ人が使用すれば、同じ箇所がいたみやすいのです。
せっかく修理するのです、強くしてほしいですよね。
しかし、デザインを変えずに強度を上げることは、簡単ではありません。
「手間」と「高度な技術」そして「修理職人魂」の結晶で
デザインや作りこみは変えずに強度を増すのが「復元強化修理」なのです。
(耐久性の向上)
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4.たった一目のほつれ箇所を縫い直すために、バッグを解体することがあります。
バッグを解体組立する技術がないと、内張りごと縫いつけてしまうために、
修理箇所以外にまでダメージを与えるのです。
バッグを解体して、ほつれ箇所を縫い直しても元の針穴を合わせて組み上げなければ、
やはりダメージを与えてしまいます。
ほかにも、ホックを交換すればホックは新しくなります。
しかし、しばらく使用するとホックの付け根がやぶれて取れてしまうこともあります。
ホックは新しくなっていても、 これではダメです。
ホックを交換するなら付け根の強度も考えながら修理するのが「復元 強化修理」なのです。
(品質確保)
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5.お気に入りのバッグを一生の宝物にしていただくために、
メンテナンスは欠かせないのです。
大切なバッグだから使用を控えてクローゼットにしまいこむのは
ナンセンスですしバッグもいたみます。
適度に使用しながらお手入れやメンテナンスをして「大切に使う」のが、
お気に入りバッグと長く付き合う方法です。
修理するバッグを手にするだけで大切にされているバッグはわかります。
大切にされているバッグは依頼されていない部分まで修理してしまうものです。
一生使い続けたい 大切なバッグのメンテナンスサポートを
「復元強化修理」がお引受けいたします。
(信頼の証)
ショルダー付け根パーツ作成でみる復元強化修理!
使用頻度にもよりますが負担のかかる部分で傷みやすいパーツです。
パーツ作成も(復元強化修理工法)で強度アップしながら作成交換します。
内張りを外して内側から見たところです。
(*カーソルを合わせると画像が変わります)
当社では2つのパーツを作成するのに4枚の革を使います。
革の厚みを調整して裏側にも張り合わせて使用するのです。
革と革を張り合わせる間に補強芯も入れ込みますので
材料費は3倍、手間も3倍、難易度3倍の復元強化修理です。
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くの字に貼り合わせて立体的に作成します。
立体形成せず作成できれば簡単な作業ですが、
平に張り合わせたものを折り曲げると内側の革がダブリます。
波打った補強芯や革では見た目も悪いですし、
なにより強度アップにつながらないのです。
縫製前の状態です。
本体に縫いつける部分は6層構造になっています。
内張りと本体の中ですので見えなくなる部分ですが、
縫い付け部も補強をいれてから縫製します。
縫製後は取り外したカシメ金具を再生して元どうり取り付けます。
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元のカシメ金具を再生して付け直す修理店は少ないです。
また、VUITTONはヌメ革の周囲に焼きコテでいれるラインがあります。
実は、このラインがあるとないとではヴィトンらしさが大きく変わります。
この作業は少し手元が狂うとラインがずれてしまい、
最終工程のパーツがボツになります。
リスクを避けるために、この工程を省略する手抜き修理店も多いです。
省略したい作業ですが、(復元強化修理工法)では許されないのです。
ご依頼方法は画像をクリック!
ショルダーの付け根と本体側ショルダー取り付け部分の革が切れています。
他店で修理をしたがすぐにダメになり当社へご依頼いただきました。
ショルダーベルトは先を折り返すだけでD金具に通して縫い付けています。
本体側の付け根革は内側まで貫通させた代用カシメ金具を取り付けられています。
バッグにかなりのダメージが与えられています・・・・
修理というより、もはや壊されたようなものです。
損傷を与えず、デザインを変更しないで強度をアップするのが復元強化修理です。
余計な損傷を与えられた部分を一つ一つ直していきます。
ビスを取り除き、貫通した穴を塞ぐため内張り、
モノグラム地、ヌメ革など片側で 8か所の加工が必要でした。
ショルダー付け根の、ちぎれたり、伸びたり、折り返して縫われた革は
部分作成で復元強化修理しました。
この後、組み立てていきます。
いい加減な修理で損傷を与えた品は、
長年使い込んで傷んだ状態より重症になっています。
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刻印入りカシメ金具も復元して取り付けています。
・強度も十分ありますので、長く気持ちよくお使いいただけます。
・他店パイピング修理のやり直しです。
破れたパイピングの上から革を貼り付け、色を塗っているようです。
4か所の底角とも同じような状態で塗料の色も合っていないため黒くシミになっています。
とりあえず毛虫のように張ってあった革を取り除きました。
元のパイピングにも穴が開いて黒い芯材が見えています。
接着剤の除去に苦労しましたが、ある程度、復元できそうです。
人為的なダメージを与えられたバッグや財布は完璧な復元は困難です。
どんなにボロボロでも自然に傷んだ状態のままが直しやすいのです。
ご自身で破れた部分に接着剤を使用したり、マジックや絵の具で色をつけたり、
針と糸を持ち出して乱雑に縫いつけたりするのはやめましょう!
修理はプロにまかせて、丁寧に大切に長く使用することを考えてください。
カーソルを合わせると画像が変わりクリックすると修理の様子が見れます!
ご依頼方法は画像をクリック!
高い技術を持ったブランドの職人でさえ、失敗はあります。
技術の進歩した現代においても、
バッグや財布は一つ一つ手作業で作られているからです。
バッグや財布はロボットが生産できるものではないのです。
完璧に仕上げられたものでも、運搬やディスプレイの時に、
キズやシワ、汚れがついてしまう商品もあります。
新品でもトラブルのあった商品を修理して、
良品以上のものに、「復元強化修理」で復活できるのです。
(すべて新品商品の初期不良例です)
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されどファスナー交換なのです!
修理屋さんならファスナー交換は断れない作業です。
ファスナーは交換すれば新品になりますが、
バッグ本体にダメージを与えながらの交換では残念です。
修理の場合、一目ずつ縫いなおす必要があります。
ミシン目がずれるとバッグに2倍の針穴があいてしまい
針穴が切り取り線のようになり本体が破れてしまうのです。
たかがファスナー交換、されどファスナー交換なのです!
ブランドバッグやブランド財布には高級ファスナーが使用されています。
廉価なファスナーを取り付けるとスムーズな開閉ができなくなるうえ、
偽物コピー品のようになってしまいます。
しかし、仕入れコストが高いので高級ファスナーを使用している修理屋さんは少ないです。
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・YKKの廉価ファスナーです。 |
・中国製のメッキファスナーです。 | |
・最高品質のファスナーです。 | |
・最高品質のファスナーです。 | |
当社が使用している最高品質ファスナーは指でさわると高級感がちがいます。 すべりも良いので気持ちよく使用でき耐久性もあります。 色やサイズの違いだけでなく、ファスナーにはランクがあるのです。 しかし、どこの修理屋さんでもファスナー交換の価格はよく似たものです。 最高品質ファスナーはバッグや財布のためにも最良の選択です。 |
完全レストア修理
(リニューアルリペア)
本当に大切なバッグや財布は全体リニューアルリペアがおすすめです。
バッグや財布を大きく解体して各部を強化しながら見た目も改善させる
大がかりで難易度の高い全体的な修理です。
高額な修理になりますが新品の時より強度は上がりますし、
何度も修理を繰り返すよりもバッグや財布の負担が少なくなりす。
当社ではご依頼の多いリニューアルリペアですが、
材料費・難易度・作業時間を考えると、
商売とは呼べないのが実情のリニューアルリペアです。
たとえば、100000円のリニューアルリペアより、
10000円の修理を10本の方がビジネスとして成立するのです。
大切で思い入れのあるバッグや財布のみご依頼ください。
詳細は画像をクリック!
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